LaTeX で履歴書を書こう

no extension

久しぶりに履歴書を書くことになって,宮本友介さん作の「JIS 規格 履歴書 LaTeX クラスファイル」の最新版を取ってこようとしたら,ページが無くなったのか URL が変わったのか, unreachable なのですよ。 これってもうメンテされてないってことなのか? うーん。 しょうがないので別のスタイルファイルにしよう。

FreeBSD ライセンスで公開されているので安心して利用できる。 サンプル用に rireki.tex が同梱されているのでこれを参考に項目を埋めていけばよい。 顔写真は 縦:横=4:3 比率の画像データを指定する。

\顔写真{photo.jpg}

README.md には EPS 形式の画像ファイルを使えってあるけど JPEG でも無問題。

タイプセット手順は以下の通り。

$ platex rireki
$ dvipdfmx -z9 -p jisb5 rireki.dvi

そうそう。 入力は UTF-8 なのでご注意を。 いや,まぁ,このご時世に ISO-2022-JP とか Shift-JIS とか「捨て」だと思うけど。

入力が UTF-8 なら uplatex で処理したいよね。 rireki.tex のプリアンブルには

\documentclass{jarticle}

と書かれているので,これを

\documentclass[uplatex]{jsarticle}

と書き換えれば uplatex で処理できる。 用紙は rireki.sty 内部で B5 に指定されているので \documentclass で指定する必要はない。

ちなみに $\mathrm{Lua\LaTeX}$ で処理しようと

\documentclass{ltjsarticle}

と書き換えて lualatex コマンドを叩いてみたんだけど,途中でメモリ不足? でコケてしまった。 うーん。

$\mathrm{\LaTeX}$ 環境なんか用意できねーよ,って方は Cloud LaTeX を利用する手もある。

履歴書を $\mathrm{\LaTeX}$ で書くことのメリットは,もちろん出力が綺麗なこともあるけど,入力テキストが構造化されているためデータベースとして機能し得ることなのよ。 そういう意味じゃ宮本友介さん作のクラスファイルのほうが(データベースとして)よくできてたんだけど今回のスタイルでも十分つかえる。

履歴書を手書きで要求するという企業が今だにあるらしいが $\mathrm{\LaTeX}$ で出力したものを見て手書きで清書すればよい。 ホント馬鹿らしいよね。

履歴書の用紙も文房具屋で買う必要などない。 顔写真だけ貼り付けたブランクの入力ファイルを用意してタイプセットしたものを必要なだけ印刷・コピーすればいいのだ。 自宅にプリンタがない人はネットプリントのようなサービスを利用すればいいだろう。 私はゼロ年代中頃までに自宅のプリンタは捨てた。

試しにブランクの履歴書データを上げておく。

出力した PDF ファイルについて見開きにしたい場合もあるだろう(印刷時など)。 この場合は以下のページで紹介しているやり方が参考になる。

上の blank.pdf を見開き処理したものを以下に挙げておく。

楽しくお仕事しましょう。

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