2017年の主な暦象

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遅まきながら2017年版の『天文年鑑』を購入。 つらつらと眺めながら2017年の主な暦象を紹介する。

流星群

年明け早々だが,2017年はしぶんぎ群の条件がよいらしい。 極大は1月3日23時(日本時間)で月齢も5程度なのでちょうどいいだろう。 HR40(最良条件で1時間あたり40個)で安定的に流れる流星群なので見やすいと思う。

他には年末のふたご群も条件がよい。 極大は12月14日15時(日本時間)で月齢も26で明け方の三日月となる。 こちらは最大で HR60 になる場合があるのでお楽しみに。

反対に夏のペルセウス群は条件が悪い。 8月13日が極大なんだけど下弦前の月なんだよねぇ。 でも夏休みの宿題にはちょうどいい題材だと思うので興味のあるお子さんは挑戦してもいいだろう。

日食・月食

2017年は日食が2回,月食が2回(うち1回は半影食)ある。 このうち日本で見られるのは8月8日の部分月食である。

また8月22日(現地時間で8月21日)の皆既日食は北米の広い範囲で観測できる。 ツアー等がたくさん組まれると思われる。 夏休みの思い出になるかも。

惑星

2017年は金星の観測好機で外合以外の全てが起きる。 春までは宵の明星として,それ以降は明けの明星として輝く。

火星はオフシーズンに入る。 次の大接近は2018年。

木星はおとめ座付近,土星はへびつかい座からいて座付近をうろついている。

彗星

2017年に明るくなるとされている彗星は以下の通り。

  • 45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova (2016年12月31日に近日点通過)
  • 2p/Encke (3月10日に近日点通過)
  • C/2015 ER61 (PANSTARRS) (5月10日に近日点通過)
  • C/2015 V2 (Johnson) (6月12日に近日点通過)

その他

  • 立春は2月4日だが,太陽黄経315°となる瞬間が0時34分となかなか絶妙な時刻である。立夏は5月5日,立秋は8月7日,立冬は11月7日
  • 春分の日は3月20日(月),秋分の日は9月23日(土)である。更に夏至は6月21日,冬至は12月22日となる
  • NASA の土星探査機 Cassini が9月15日ごろに探査事業を終了する予定
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天文年鑑 2017年版
天文年鑑編集委員会
誠文堂新光社 2016-11-18
評価

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reviewed by Spiegel on 2016-12-24 (powered by G-Tools)