Java 10.0.1 がリリース(セキュリティ・アップデート)
Oracle Critical Patch Update が出た。
対象となる製品は多岐にわたるが,今回は Java 10.0.1 について紹介する。
Java の脆弱性については IPA および JPCERT/CC からもアラートが上がっている。
- Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2018-2814等):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
- 2018年 4月 Oracle 製品のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起
Java 10 だけでなく Java 8 以下もアップデート対象になっているのでご注意を(Java 9 は2018年3月で無償サポートが終了している)。 脆弱性の内容によっては CVSSv3 の基本評価値が 7 から 8 程度(深刻度:重要)あるようなので早めのアップデートが推奨される。
Oracle Java 10.0.1 の JDK は以下からダウンロードできる。
OpenJDK については以下から入手可能である。
OpenJDK 版を起動すると以下の表示になる(Windows の場合)。
$ java -version
openjdk version "10.0.1" 2018-04-17
OpenJDK Runtime Environment (build 10.0.1+10)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 10.0.1+10, mixed mode)
“18.3” みたいなバージョン表記は完全になくなったんだね。 ふむむ。
次回の Critical Patch Update は2018年7月の予定である(緊急リリース等がなければ)。 アップデートは計画的に。