【セキュリティ・アップデート】 Git 2.x 最新版がリリース
git 2.x の各マイナーバージョンに脆弱性が見つかったため修正版がリリースされている。
- ’[Announce] Git 2.14.5, 2.15.3, 2.16.5, 2.17.2, 2.18.1, and 2.19.1’ - MARC
- Remediating the October 2018 Git Security Vulnerability – Microsoft DevOps Blog
- NVD - CVE-2018-17456
サブモジュールに関する脆弱性で,再帰的な git clone
において任意のコードが実行される可能性がある。
サブモジュールの脆弱性は前にもなかったっけ。 まぁ,この手の脆弱性はありがちではある。 TeX とか Go 言語の cgo とかでも似たようなことがあったよなぁ。
深刻度高めみたいなのでご注意を。
深刻度: 重要 (8.8) : CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
基本評価基準 | 評価値 |
---|---|
攻撃元区分 | ネットワーク |
攻撃条件の複雑さ | 低 |
必要な特権レベル | 不要 |
ユーザ関与レベル | 要 |
スコープ | 変更なし |
機密性への影響 | 高 |
完全性への影響 | 高 |
可用性への影響 | 高 |
各マイナーバージョンの最新版がリリースされているので更新すること。
なお Git for Windows には影響がないとのこと。
このせいなのか Git for Windows にアナウンスがなくて気が付かなかったんだよねぇ(笑)
アップデートは計画的に。