Go 1.11.3 のリリース 【セキュリティ・アップデート】

no extension

Go 言語コンパイラの 1.11.3 および 1.10.6 がリリースされた。 今回はセキュリティ・アップデートを含んでいるので必ずアップデートすること。

以下の3つのインシデントに対して修正が行われている。

  • cmd/go: remote command execution during "go get -u" : The issue is CVE-2018-16873 and Go issue golang.org/issue/29230. See the Go issue for details. Thanks to Etienne Stalmans from the Heroku platform security team for discovering and reporting this issue.
  • cmd/go: directory traversal in "go get" via curly braces in import paths : The issue is CVE-2018-16874 and Go issue golang.org/issue/29231. See the Go issue for details. Thanks to ztz of Tencent Security Platform for discovering and reporting this issue.
  • crypto/x509: CPU denial of service in chain validation : The issue is CVE-2018-16875 and Go issue golang.org/issue/29233. See the Go issue for details. Thanks to Netflix for discovering and reporting this issue.
via Go 1.11.3 and Go 1.10.6 are released

想定される影響

CVE-2018-16873

CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H (深刻度7.5) :

基本評価基準 評価値
攻撃元区分 ネットワーク
攻撃条件の複雑さ
必要な特権レベル 不要
ユーザ関与レベル
スコープ 変更なし
機密性への影響
完全性への影響
可用性への影響

CVE-2018-16874

CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:N (深刻度6.8) :

基本評価基準 評価値
攻撃元区分 ネットワーク
攻撃条件の複雑さ
必要な特権レベル 不要
ユーザ関与レベル
スコープ 変更なし
機密性への影響
完全性への影響
可用性への影響 なし

CVE-2018-16875

CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H (深刻度5.9) :

基本評価基準 評価値
攻撃元区分 ネットワーク
攻撃条件の複雑さ
必要な特権レベル 不要
ユーザ関与レベル 不要
スコープ 変更なし
機密性への影響 なし
完全性への影響 なし
可用性への影響

その他

これとは別に “go get github.com/golang/pkg/...” でコードを再帰的にダウンロードしてしまう問題があるそうで,これは次回の 1.11.4 および Go 1.10.7 で解消されるとのこと。

アップデートは計画的に。

参考図書

photo
プログラミング言語Go (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)
Alan A.A. Donovan (著), Brian W. Kernighan (著), 柴田 芳樹 (翻訳)
丸善出版 2016-06-20
単行本(ソフトカバー)
4621300253 (ASIN), 9784621300251 (EAN), 4621300253 (ISBN), 9784621300251 (ISBN)
評価     

著者のひとりは(あの「バイブル」とも呼ばれる)通称 “K&R” の K のほうである。この本は Go 言語の教科書と言ってもいいだろう。

reviewed by Spiegel on 2018-10-20 (powered by PA-APIv5)