spiegel-im-spiegel/gocli v0.10.1 のリリース
Go 言語用 CLI プログラミング支援パッケージ gocli
v0.10.1 をリリースした。
実は『改訂2版 みんなのGo言語』を読んで「そろそろ設定ファイルの置き場所を何とかしなくちゃ」と思ってこっそり v0.10.0 をリリースしたのだが, Go 1.13 で os
.UserConfigDir()
関数が用意されているのを知って「もうこれでいいぢゃん」てな感じになり,書き直した。こんな感じに使える。
package main
import (
"fmt"
"github.com/spiegel-im-spiegel/gocli/config"
)
func main() {
path := config.Path("app", "config.json")
fmt.Println(path)
// Output:
// /home/username/.config/app/config.json
}
書き直した結果 os
.UserConfigDir()
関数で取得したパスにアプリケーション名と設定ファイル名をくっ付けただけの簡単なお仕事になった(笑)
私は設定ファイルと CLI との連携に spf13/viper を使っているので,これで必要十分。
gocli
の使い方について詳しくは以下を参照のこと。
参考図書
- プログラミング言語Go
- アラン・ドノバン (著), ブライアン・カーニハン (著), 柴田芳樹 (著)
- 丸善出版 2016-06-20 (Release 2021-07-13)
- Kindle版
- B099928SJD (ASIN)
- 評価
Kindle 版出た! 一部内容が古びてしまったが,この本は Go 言語の教科書と言ってもいいだろう。感想はこちら。
- 改訂2版 みんなのGo言語
- 松木 雅幸 (著), mattn (著), 藤原 俊一郎 (著), 中島 大一 (著), 上田 拓也 (著), 牧 大輔 (著), 鈴木 健太 (著)
- 技術評論社 2019-08-01 (Release 2019-08-01)
- Kindle版
- B07VPSXF6N (ASIN)
- 評価
改訂2版の目玉は7章の「データベースの扱い方」が追加されたことだろう。他の章では,大まかな構成は1版と同じだが細かい部分が変わっていて Go 1.12 への言及まであるのには驚いた。