OpenJDK 16.0.2 のリリース【セキュリティ・アップデート】
定例の Java マイナー・バージョンアップが行われた。
CVE ID ベースで4つの脆弱性修正がある。 影響を受けるバージョンは 16.0.1, 15.0.2, 13.0.6, 11.0.10, 8u282, 7u291 およびそれ以前。
CVE ID Component CVSSv3.1
ScoreAffects ... 7 8 11 13 15 16 CVE-2021-2388 hotspot/compiler
7.3 CVE-2021-2369 security-libs/java.security
4.3 CVE-2021-2432 core-libs/javax.naming
3.7 CVE-2021-2341 core-libs/java.net
3.1
OpenJDK を APT で管理するメリットはないので,実行バイナリをリリースページから直接ダウンロードして配置する。
$ cd /usr/local/src
$ sudo curl "https://download.java.net/java/GA/jdk16.0.2/d4a915d82b4c4fbb9bde534da945d746/7/GPL/openjdk-16.0.2_linux-x64_bin.tar.gz" -O
$ cd ..
$ sudo unlink java # 以前のバージョンの Java 環境がある場合
$ sudo tar xvf src/openjdk-16.0.2_linux-x64_bin.tar.gz
$ sudo ln -s jdk-16.0.2 java
$ java -version # すでに PATH が通っている場合
openjdk version "16.0.2" 2021-07-20
OpenJDK Runtime Environment (build 16.0.2+7-67)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 16.0.2+7-67, mixed mode, sharing)
私としては PlantUML が動けばいいので,試しておく1。
うむうむ。 ちゃんと動くな。
アップデートは計画的に。
ブックマーク
参考図書
- Effective Java 第3版
- Joshua Bloch (著), 柴田 芳樹 (翻訳)
- 丸善出版 2018-10-30
- 単行本(ソフトカバー)
- 4621303252 (ASIN), 9784621303252 (EAN), 4621303252 (ISBN)
- 評価
再勉強中。 Kindle 版のほうがちょっと安いが,勤務先でも使いたかったので紙の本にした。
-
2021-06-26 に PlantUML V1.2021.8 がリリースされている。 PlantUML の使い方等については拙文「真面目に PlantUML」シリーズを参考にどうぞ。 ↩︎