今日の戯れ言: 「ふたご座流星群を眺めよう 2015」キャンペーン
今日は立冬です。 季節的には晩秋ですけどね。
「ふたご座流星群を眺めよう 2015」キャンペーン
いやぁ,こういう話題が出ると年末って感じですね。 まだ11月入ったばっかしだけど。
今年のふたご群は条件がいいのですよ。 朔(新月)が12月11日で夕方の細いお月さんを眺めたあとに楽しめる感じ。
というわけで,是非お楽しみあれ!
Pinga
「はてな」って名前,久しぶりに聞いたよ。 仕事してるんだねぇ。 いや,まぁ,してないわけないか(笑) 企業なんだし。
早速サインアップしてみたのだが,えーと,これどうすればいいの? 携帯端末用のアプリがあるわけじゃないし,「お気に入り」に対して RSS feed があるわけでもない1。 どうやら(Web 2.0 ですらない)ただのディレクトリ・サービスのようだ。 今時わざわざサイトに来てチェックするとか,ねーよ。 Feed があれば Feedly とか IFTTT とかに食わせられるのに。 これなら「ハッカドール」のほうが100倍マシだよ。
単行本が出てるなら,せめて BOOK☆WALKER とか Amazon/Kindle 等へリンクを張るとかすればいいのに,それもなし。
果たしてこの先の展開があるのだろうか? まぁ次に思い出すことがあれば,また覗いてみることにしよう。
「「校閲君」と「チェッカー君」を汎用化したい」らしい
シャッカソンで「校閲君」と「チェッカー君」が便利なのが分かったので aozorahack でプロジェクトを作りたい,とかいう話が出ているらしい。
aozorahack はエンジニアとしてすごく興味があるのだが,個人的に全く余裕がない。 せめて寄付で貢献するかなぁ,とは思ってるんだけどね。
そういえば「本の未来基金」の会計報告が公開されていた。
前にも書いたけど,「本の未来基金」はきちんと NPO 化すべきだと思う。 その上で青空文庫を含む「公有知財」を守る活動に commit していくようにすればいいと思う。
Android 端末のセキュリティ
まぁ,元ネタが(マッチポンプ広告が得意な) Kaspersky なので,あんまりマジに受け取らないほうがいいのかもしれないが。
Andoid 端末は Apple 製品のように垂直統合されているわけではない2。 直轄の Nexus シリースを除けば,セキュリティ管理は端末を販売しているベンダ企業の裁量に任されている。
つい最近でも,これだけの危険(CVSS 7 以上)な脆弱性が公開されている。
- JVNDB-2015-005713 - Android のメディアサーバにおける任意のコードを実行される脆弱性 : Android 4,4 から 5.1.1 未満および 2015-11-1 以前の 6.0
- JVNDB-2015-005707 - Android の libutils における任意のコードを実行される脆弱性 : Android 5.1.1 未満および 2015-11-1 以前の 6.0
- JVNDB-2015-005710 - Android の libmedia における権限を取得される脆弱性 : Android 5.1.1 未満および 2015-11-1 以前の 6.0
- JVNDB-2015-005708 - Android の libstagefright における権限を取得される脆弱性 : Android 5.1.1 未満および 2015-11-1 以前の 6.0
もし端末のベンダ企業が Android のセキュリティを管理しきれないというのなら,管理責任を Google に明け渡すべきだ。
脆弱性のないソフトウェアなど存在しない。 「脆弱性はある」という前提で,それが見つかった際にどのように対処するか(security incident response)がとても重要なのだ。 これはソフトウェアの世界では20世紀末から言われている話で,いまさらベンダ企業が出来ないというのは怠慢としか見えない。
「事後」に備えることは「未然防止」のひとつでもある。 それができるかどうかで企業の淘汰が一段と進むのであろう。
参考図書
- 北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (コミックエッセイ)
- オーサ・イェークストロム (著)
- KADOKAWA 2015-03-06 (Release 2015-03-06)
- Kindle版
- B00U6VZVUM (ASIN)
- 評価
- インターネット図書館 青空文庫
- 野口 英司 (著)
- はる書房 2005-11-01
- 単行本
- 4899840721 (ASIN), 9784899840725 (EAN), 4899840721 (ISBN)
- 評価
青空文庫の活動について紹介。作品を収録した DVD も付いてる! 巻末に載っている富田倫生さんの文章は青空文庫に収録されている。
- 本の未来 (Ascii books)
- 富田 倫生 (著)
- アスキー 1997-02-01
- 単行本
- 4756117074 (ASIN), 9784756117076 (EAN), 4756117074 (ISBN)
- 評価
e-book の未来を予見する試みの書。あるいは本とコンピュータの関係について。青空文庫にも収録されている。