今更 Kindle Paperwhite を買う
今更ですが Kindle Paperwhite を購入しました。
いや Prime Day で半額セールやってたし,ついカッとなってやった。 後悔はしていない。
初期の Paperwhite は漫画の表示がイマイチという評価を見かけて, Kindle で購入している本の 2/3 以上が漫画本の私としては忌避していたのですよ。 なので初期設定後に早速漫画を表示してみた。
なんだ。 全く遜色ないじゃん。 ただし白黒。 まぁ,Eブックだからってわざわざカラーのあとがきを追加する作家さんなんて竹本泉さんくらいだろうし,これでよかろう。
ついでに固定レイアウトの「数学ガール」も表示してみる。
おおう。 綺麗な数式である。
普通の本も表示してみる。
この Paperwhite には無印の明朝体と筑紫明朝とゴシックの3つのフォントが用意されている。 写真の表示は無印の明朝体で,これも悪くないが,筑紫明朝のほうがいい感じである。
6インチは小さいと思われるかもしれないが,紙の本で言うところの上下左右の余白部分を切り詰めて表示されるので狭い感じはしない。 また表示部分に対して筐体が一回り大きいため(手で持ちやすい),全体としてちょうど紙の本と同じようなレイアウトになる。
ひとつだけがっかりなのはストレージが4GBしかないこと。 システムで使っている部分を除けば3GBの空き容量しかない。 普通の本ならこれで充分だろうが,漫画をメインにしている場合には少なすぎる。 少なくとも10GB以上は空き容量がほしい1。 でもそれだと Fire タブレットになっちゃうからなぁ。
あと e-ink は表示がモッサリしてるね。 30年位前の液晶ゲーム機を思い出させるモッサリ感である(笑) まぁ本を読む分には問題ないのだが2。
最近はタブレットでゲームもできるし映画も見れるし本も見れる。 のはいいんだけど,ひとつのタブレットでは同時に複数のことができない。 たとえばゲームをしながら本を読むとか。 というわけで,読書専用端末が欲しいなぁ,と以前から思っていたのだった。 さて, Kindle 上の積ん読書を読み進めていかないとな。
ちなみに Nexus 7 も 290g とかなり軽い方なのだが, Paperwhite は 205g でホンマに軽いのだ(文庫本より軽いらしい)。 Nexus 7 は最近はリビングパソコンになりつつあって,あまり外に持ち出さなくなった。 代わりに Paperwhite が通勤のお供になるのだろう。