「クリエイティブ・コモンズについて」について

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仕事の息抜きに本名でエゴサーチしてたら Wikipedia に自分の名前があって驚く。

このページの一番下のほうね。 しかもリンクが切れてるし orz

現在,私が書いてる「クリエイティブ・コモンズについて」は以下の3つのバージョンがある。

Wikipedia でリンク切れになってるやつは「「クリエイティブ・コモンズ」について」のほうでサイトを移転したため URL がかわっている。

「クリエイティブ・コモンズ」について」を書いた動機については「「クリエイティブ・コモンズ」は誰のもの?/やたらと長いあとがき」にも書いているが

そもそもこの文章を書いた理由は自コンテンツにCCPLを付与する際に何らかの解説が必要だろう,ということで書いたものでした。

ということであくまで自分用だったのだが,思った以上に参照されてしまった。 有難い話である。 しかし,日本で Creative Commons がこれほどまでに盛り上がらないとは思わなかった。 世の中ままならないものである。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについて」は最初のバージョンから Creative Commons に対する思い入れや期待を示す記述を完全に排除してライセンスツールの説明に特化したものである。 HTML5 を試していた時期でもあり,見た目はともかく HTML コーディングレベルではいろいろ小細工している。

で,現在の最新バージョンが「改訂3版: CC Licenses について」である。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについて」は日本の著作権法との絡みでみると曖昧で不正確な記述が多いのが個人的に不満だったので,最新バージョンでは,著作権法をきちんと引くところから始めている。 本当は専門家の方がきちんと逐条解説とかやってくれればこんなの要らないんだけどねぇ。 GPL のやつみたいに。

まだ全部書けているわけではないですが「クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについて」で書いてる内容は(RDFa に関する部分以外1)ほぼ網羅しているはずなので,今後もし参照していただける奇特な方がいらっしゃれば最新バージョンのほうにリンクしていただけると嬉しいです。 あっ,もちろんリンクは自由ですよ。 どこぞの裁判所みたいに条件を付けたりなんかしません(笑)

Creative Commons は15周年を迎える。 日本はともかく世界ではもっと色々活躍しますように。

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クリエイティブ・コモンズ―デジタル時代の知的財産権
レッシグ,ローレンス (著), 敬士, 椙山 (著), 圭介, 上村 (著), 紘一郎, 林 (著), 絵美, 若槻 (著), 大洋, 土屋 (著), クリエイティブコモンズジャパン (編集), Lessig,Lawrence (原著)
NTT出版 2005-03-01
単行本
475710152X (ASIN), 9784757101524 (EAN), 475710152X (ISBN)
評価     

残念ながら紙の本は実質的に絶版なんですよねぇ。是非デジタル化を希望します。

reviewed by Spiegel on 2014-08-02 (powered by PA-APIv5)


  1. RDFa に関する部分については「RDFa 入門」が参考になる。 ↩︎