64ビット版 PuTTY を導入する
(この記事を書くにあたって古い記事を見直していたのだが昨年のセキュリティ・アップデートの話とか全く書いてなかった。 手元の PuTTY はちゃんと追従してたのに。 ちうわけで PuTTY の現時点(2018-02-24)のバージョンは 0.70 だが,過去のセキュリティ・アップデートを含んでいるので,必ず アップデートすること)
昨年あたりから PuTTY の64ビット版が出ているのは気付いていたが,SSH クライアントは日常的に使うもので,万一動かなくなったりしたら非常に困ることになるので手を出しかねていた。 今回たまたま自機以外でインストールする機会があったので覚え書きとして残しておく。
64ビット版 PuTTY は以下の公式ダウンロードページ1 にある。
で,このままでは日本語環境(ISO-2022-JP や EUC-JP)で苦労するので日本語対応パッチを当てたものを上書きコピーするのだが,私がいつも使っている PuTTYjp は64ビット版に対応してないのだ。
自力でビルドするのもナニだしなぁと思い,他のものを物色してみることにした。 以下は64ビット版のバイナリを公開しているようだ。
- iceiv+putty
- PuTTY-ranvis - Ranvis software : HTTPS で繋ぐとうまくいかないのだが…
iceiv+putty のほうはテスト不足ということで何となく消極的だが PuTTY-ranvis は commit 履歴を見ても割と積極的な感じがするのでいいかもしれない。 どちらも実行環境をフルセットでパッケージングしているので,取り敢えず試してみるにはいいと思う。
日本語対応版はあくまでも私的なビルドなので依存するのは拙いかなとも思うのだが,自分で面倒見るのは大変なので,今回も有難く使わせていただきます。