NAS を導入した

no extension

GW に突入して最初の作業は NAS (Network-Attached Storage) の導入だった。 つっても,今までパソコンの「外付けハードディスク」として使っていたものを家庭内 LAN 上で使えるようにしただけなのだが。 ストレージは増設して 2TB に。 つか,安い簡易 NAS に件の外付け HDD を組み込んだという方が正しいかな。

大昔は職場で減価償却の終わった古い PC を安く譲ってもらって Linux をぶち込んでたりしたのだが,そういうのもすっかり面倒くさくなって(今は PC を捨てるのにもお金かかるしねぇ),というかサーバ立てて実験するならクラウド・サービスを使うほうが早い。 実験用としても自宅でフルスクラッチでサーバを組むメリットはなくなっている(ラズパイ等で遊ぶのならありだろうが)。

とりあえず Windows 7 と Android 携帯端末から Samba 経由で NAS にアクセスできることは確認したので問題ないかな。 日本語ファイル名のモノがかなりあって心配したのだが,最近のは優秀なんだねぇ。 アクセス制御を含む各種設定も Web ブラウザでできるし。 Box や Dropbox といったクラウドストレージとも連携できるし。

Win7 のサポートが切れる2020年までに Windows は捨てる予定なので1,今回の NAS 導入はその前準備というところである。 ここのところの Windows 関連の脆弱性情報を見るに Microsoft は既に Win7 にリソースを割いてない(割けない)印象を受ける。

ひょっとして予定を前倒ししたほうがいいかも。

ブックマーク

参考図書

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[試して理解]Linuxのしくみ ~実験と図解で学ぶOSとハードウェアの基礎知識
武内 覚 (著)
技術評論社 2018-02-23 (Release 2018-02-23)
Kindle版
B079YJS1J1 (ASIN)
評価     

コンテナ全盛のこの時代にかなり硬派な内容の Linux 解説書。コンピュータの教科書としても使えそう。

reviewed by Spiegel on 2019-01-07 (powered by PA-APIv5)


  1. Windows を捨てる理由は個人的な(Win8 以降に馴染めない)ものなので,今後も Windows を使い続けたいなら,なるべく早く Windows 10 に移行することを強くお勧めする。なお Windows はメジャー・バージョンを「アップグレード」する際にトラブルが起きやすいので,この際マシンごと買い換えるほうがいいと思う。 ↩︎