久しぶりの「◯◯ってゆーな!」シリーズ。
ってシリーズだったのか,これ。
今回のトリガーはこちら。
まぁ「Web技術者が全くワクワクしない」かどうかは知らないが,もし「Web3 は Web じゃないよね」という意味があるなら同意する。
面倒くさいので日本語 Wikipedia から引用してしまうが, Web3 とは
らしい。
一方で古のインターネットから Web は World Wide Web の略称で使われる。
ゼロ年代の Web 2.0 もこの文脈で語られている。
その意味で「ブロックチェーンを基盤」とする Web3 は明確に “Web” じゃない。
まぁ,私としては昨年(2021年)の時点で NFT を「Xanadu 未満」と切り捨ててるんだけどね。
ちなみに “Xanadu” とは
といったような話。
こうした考え方が1980年代にはすでに出ていたわけだ。
故に Web3 みたいなもの言いは止めて Xanadu 2.0 とでも呼ぶべきだろう。
もし「それ」が Xanadu を超えるなら面白いとは思っている。
私は(マシン語ベースでコードを書いてた時代はともかく)現代ソフトウェア設計において「名前」はとても重要な「制約」だと思っている。
名前と意味(機能)の乖離は徐々に確実に設計を狂わせる。
名前と意味の関係が一意で絶対とまでは言わないが,名前を軽視するソフトウェア・エンジニアは三流以下だと思う。
参考図書