2024年の暦

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今年も国立天文台より翌年(2024年)の暦要項が発表された1

以降,いくつか抜粋してみる。

祝日・休日2

日本の暦情報は国立天文台暦計算室で見ることができる。 この中の「今月のこよみ powered by Google Calendar」で Google Calendar と連携させることができるのだが,この機能を利用した github.com/goark/koyomi パッケージを公開している。 こんな感じに使える。

package main

import (
	"fmt"
	"os"

	"github.com/goark/koyomi"
)

var weekShortNames = [7]string{"日", "月", "火", "水", "木", "金", "土"}

func WeekShortNameJp(dt koyomi.DateJp) string {
	return weekShortNames[dt.Weekday()%7]
}

func main() {
	start, _ := koyomi.DateFrom("2024-01-01")
	end, _ := koyomi.DateFrom("2024-12-31")
	k, err := koyomi.NewSource(
		koyomi.WithCalendarID(koyomi.Holiday),
		koyomi.WithStartDate(start),
		koyomi.WithEndDate(end),
	).Get()
	if err != nil {
		fmt.Fprintln(os.Stderr, err)
		return
	}

	fmt.Println("| 日付 | 曜日 | 内容 |")
	fmt.Println("| ---- |:----:| ---- |")
	for _, e := range k.Events() {
		fmt.Printf("| %v | %v | %v |\n", e.Date, WeekShortNameJp(e.Date), e.Title)
	}
}

これを実行すると以下の出力が得られる。

$ go run main.go 
| 日付 | 曜日 | 内容 |
| ---- |:----:| ---- |
| 2024-01-01 | 月 | 元日 |
| 2024-01-08 | 月 | 成人の日 |
| 2024-02-11 | 日 | 建国記念の日 |
| 2024-02-12 | 月 | 休日 |
| 2024-02-23 | 金 | 天皇誕生日 |
| 2024-03-20 | 水 | 春分の日 |
| 2024-04-29 | 月 | 昭和の日 |
| 2024-05-03 | 金 | 憲法記念日 |
| 2024-05-04 | 土 | みどりの日 |
| 2024-05-05 | 日 | こどもの日 |
| 2024-05-06 | 月 | 休日 |
| 2024-07-15 | 月 | 海の日 |
| 2024-08-11 | 日 | 山の日 |
| 2024-08-12 | 月 | 休日 |
| 2024-09-16 | 月 | 敬老の日 |
| 2024-09-22 | 日 | 秋分の日 |
| 2024-09-23 | 月 | 休日 |
| 2024-10-14 | 月 | スポーツの日 |
| 2024-11-03 | 日 | 文化の日 |
| 2024-11-04 | 月 | 休日 |
| 2024-11-23 | 土 | 勤労感謝の日 |

ふむむー。 2024年は振替休日がいっぱいあるねぇ。 連休バンザイ(笑)

2024年の暦象

2024年は日食2回と月食1回がある。

日付 曜日 内容
2024-04-09 皆既日食
2024-09-18 部分月食
2024-10-03 金環日食

しかし,いずれも日本では見れないらしい。

他にはこんな感じ。

日付 曜日 内容
2024-02-04 立春
2024-03-20 春分
2024-05-05 立夏
2024-06-21 夏至
2024-08-07 立秋
2024-09-22 秋分
2024-11-07 立冬
2024-12-21 冬至

ちなみに2024年の「伝統的七夕」は8月10日である。

そうそう。 2024年は閏年っス。

ブックマーク

参考図書

photo
天文年鑑 2023年版
天文年鑑編集委員会 (編集)
誠文堂新光社 2022-11-24 (Release 2022-11-24)
単行本
4416522940 (ASIN), 9784416522943 (EAN), 4416522940 (ISBN)
評価     

天文ファン必携。2023年版。これが届くと年末って感じ。

reviewed by Spiegel on 2022-11-25 (powered by PA-APIv5)


  1. 国立天文台では毎年2月最初の官報で翌年の暦を発表する。 ↩︎

  2. 「国民の祝日」は休日となる。また「「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする」(「国民の祝日に関する法律」より)。 ↩︎