久しぶりに P2Ptk.org の翻訳記事を見た気がする。
またコリイ・ドクトロウさんってばお下品な言葉を(笑)と思ったが “botshit” というのは2024年1月のこの論文が元ネタらしい。
Abstract によると
なんだそうだ。
そしてコリイ・ドクトロウさんによると「すでにインターネットはbotshitの肥溜めと化している(internet is already drowning in it)」ということらしい。
つか,訳文のほうがお下品だな(笑)
これによって起こりうるのがモデル崩壊(Model Collapse)である。
以下は2023年5月の論文。
なんちうか,これって自家中毒みたいだよな(喩えが雑)。
こっちの記事のほうがイメージしやすいかな。
“AI startups hammering the Internet Archive for training data” の部分を示す記事がこれだね。
これは酷い。
1年前にこんなことが起こってたのか。
モデル崩壊については,私も耳にしていたが,昨年前半は仕事が徐々に忙しくなっていて LLM への関心が薄れていたんだよな。
大昔,仕事とかでメールのやり取りに辟易してた頃, AI がエージェントとなってメール送受信を仲立ちしてくれれば,マナーと称した下らない時候の挨拶とか書かなくて済むし,分かりにくい文面も要約してくれるんじゃないか? と夢想したものだが,人同士のやり取りを LLM が仲立ちして肩代わりするようになったらどんな恐ろしいことが起きるんだろうねぇ(笑)
ところで,この記事の最初の方に
とか書かれていて思わず笑ってしまったのだが,似たような話を yomoyomo さんが紹介していた。
この記事でも
と紹介している。
ほかにも
と紹介されていて,これが一番面白かった。
「SFに取り憑かれたテック億万長者たち」のせいで SF 作家がわざわざこういうことを言わないといけない世の中になったのかねぇ。
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