アップルカルト

no extension

たまには時事ネタなんぞを。 なんか某 Apple の広告動画が面白いらしい。

私も見てみたけど,確かに「破壊ポルノ」かもな。 どっちかっていうと(昭和風に)エログロかリョナ(分からない人はお父さんに聞こう)って感じだけど。 でも,ゲイジュツってそもそもよく分からんし。 ものをプレスで押しつぶすパフォーマンスは昔から見かけるし,ライブでギターを叩き壊す人とか,ピアノを燃やしながら演奏するとか酔狂なことをする人もいなかったっけ。 もっとも,それを企業広告にするのってどうなん? って気もするが。

とか思ってたら海の向こうでも不評なのかな?

これによると

アップルはおそらく、TikTokで人気の「粉砕」動画を真似したと思われる。同誌に言わせれば、「その特定のフォーマットをコピーするのが面白いと考えたのだろうが、アップルほどの企業がバイラル動画に乗っかろうとするなんて、どこか寒いところがある」

とか書いてあるな。 へぇ。 TikTok 動画のパクリなのか? TikTok は(怖くて)アカウントを持ってないので確かめようもないが,パクった挙句にスベるとかダサいな(笑)

まぁ,個人的な感想はともかく,これで連想したのが最近翻訳された以下の記事だ。

SF作家コリイ・ドクトロウ氏による原文は今年の1月3月に公開されたもののようだ。

私は以前から Apple 製品のユーザを「Apple 信者」呼ばわりしているが,この記事を見るとガチのカルト集団に見えるわ(笑)

「Macカルト(Cult of Mac)」の基本的な教義は、時価総額3兆ドル企業から製品を購入すると迫害されたマイノリティの一員になれるということであり、したがってその企業へのあらゆる批判は民族的中傷ということになるらしい。

つまり,件の広告動画においても周囲が貶せば貶すほど Apple 信者の「民族的」結束力を高めることになるのか。 Apple がこれを狙ってやってるのならホンマに凄いな。

ビッグテックは恐ろしい…