ぞーぺん(ZonePane)によるマルチポスト

no extension

Bluesky / Mastodon / Misskey の複数のサービスを利用できる Android アプリ「ぞーぺん(ZonePane)」がサービスを跨いだマルチポストに対応した。

実は「ぞーぺん」は昨年の秋に導入してたことがあるんだけど,それまで使ってたサードパーティの Mastodon アプリ1 に比べてイマイチな気がして削除してしまったのよ。 でも「ぞーぺん」自体は気になっていて作者のアカウントをフォローして様子見していたのだった。

ツールバーの  投稿  ボタンを長押しするとマルチポストを含む投稿先の選択ダイアログが出る。

投稿

ここで「クロスポスト」を選択すると

アカウント選択

という画面になるのでアカウントを選択する。 なお,以前にマルチポストを行っていれば,選択したアカウントの履歴が残る。

アカウント選択 履歴

履歴からアカウントを選択すると簡単である。

投稿の作成・編集は普通にできる。

投稿の作成

作成できたら右上の  >  をタップして次の画面へ。

公開範囲の設定

ここで投稿先ごとに公開範囲を設定できる。 一見まだるっこしい操作に見えるけど,公開範囲の指定方法はサービスによって異なるので,確認も兼ねて妥当な操作だと思う。

公開範囲を確認・設定できたら  >  で次の画面へ。

投稿準備完了

確認して問題なければ  投稿開始  をタップして処理を開始する。

投稿処理中
投稿完了

さてここからが「ぞーぺん」の面白いところ。 端末に 𝕏, Threads, mixi2 のアプリがインストールされていれば Android の共有機能を使って,これらのサービスにもマルチポストできる。

以下は mixi2 アプリで投稿しているところ。

mixi2 アプリで投稿

mixi2 は API が公開されてないし, 𝕏 は API 利用料が馬鹿高い上そもそもサードパーティアプリを許容してないので「ぞーぺん」のアプローチはとてもいいと思う。 まぁ,私は携帯端末に 𝕏 のアプリは入れてないけどね。 Threads は知らん(笑)

ぞーぺん」は基本無料だがアプリ内課金でサブスクリプション契約をすれば広告が出なくなる他,上述の Android の共有機能を使ったマルチポストの制限がなくなる。

マルチポストの制限

あと「ぞーぺん」の偉いところは複数のアカウントのタイムラインをタブで並べることができることだ。 これで明示的にアカウント切り替えしなくても左右のスワイプでタブを切り替えるだけで複数アカウントの TL を見ることができる。 めがっさ便利!

少なくとも Mastodon アプリは「ぞーぺん」に切り替えてもいいかな。 もう少し使ってみて問題なさそうならサブスクリプション契約しよう。

ブックマーク


  1. Mastodon アプリは一応公式のものがあるんだけど,イマイチなんだよな。で,サードパーティのアプリを使ってる人も多いらしい。 Android 用としては Subway Tooter とか人気だよね。私は Fedilab を使っていた。 ↩︎