治る傷病,治らない傷病(骨折入院 番外編)

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  2. 骨折入院(中編)
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治る傷病,治らない傷病

治らない病気ってのはあるのよ。 私の場合,循環器系の病気がそうだし,糖尿病も(軽症ではあるが)持病化している。

ただの風邪だって抉らせれば諸々併発して死に至ることがある(伯父がそんな感じだった)。 逆にインフルエンザや新型コロナでも軽症で済めば後遺症なく治ったりする。

今回の骨折入院で周囲を見回してみれば本当に色んな人がいる。 私は幸いにして治る可能性が高いし,希望を持って治療にもリハビリにも向き合えるが,そうでない人もいる。 弱気になって無気力になって,痛みにも弱くなるし,リハビリにも積極的になれず,寝たきりになる人もいる。 うちの母親は腰の骨を折ってすっかり背中が曲がってしまったが,寝たきりになることもなく,今も元気に歩いてスーパーまで買い物に行く。

私に限って言えば,自転車を再開して本当に良かったと思う。 下半身および体幹の筋力がある程度あったからこそ,リハビリも随分楽になっている。 持病持ちだからこそ「病気と上手く付き合う」ことができるし,長期の治療にも弱気にも無気力にもならずに向き合うことができる,と思う。

世の中,何が良い方向に転ぶか分からないものである。 言い換えれば「健康」なんて価値観は薄っぺらいものなのだ。 五体満足のまま死ぬ人はいない。

リハビリ? 筋トレ?

というわけで,転院後はリハビリというより筋トレに近いメニューを熟している。 脚に付ける重りも最初は左右1kgずつだったのだが

左右1kgずつ(リハビリのための筋トレ) | Flickr

負荷が足りないと言われ,今は4kgずつになっている。 いやぁ,折れた方の左脚の筋肉がパッと見で分かるくらい細くなってるのよ。 免荷状態で左脚を殆ど使わないからなぁ。

今年の更新はこれで最後かな。

よほど面白いネタがない限り明日の更新はないだろう。

それでは皆様,良いお年を。