インストールから Hello World まで
(初出: はじめての Go 言語 (on Windows) - Qiita)
最初に言い訳しておくと,現時点での私の主要マシンは Windows 機なため, Windows 上での動作を前提としている。 ただし Go 言語コンパイラはマルチプラットフォームに対応しているため,操作に関してはほぼ同じと考えてよい。 Linux 等のマシンを使っている方は適当に読み替えて欲しい(簡単でしょ)。
Go コンパイラのインストール(on Windows)
Go言語はコンパイル言語である。 プラットフォームとして FreeBSD, Lunux, Mac OS X, Windows などがある。 また,クロスコンパイルが比較的容易なことでも知られている。
現時点(2015-12-02)での Go コンパイラの最新版は 1.5.2。 Windows 版ではダウンロードページにインストール・パッケージが用意されているので,ダウンロードしてインストールすればよい。
Go コンパイラが最低限動作するのに必要な環境変数は(PATH
を除けば) GOROOT
のみである。
Windows 版の場合は,インストール・パッケージからインストールすれば自動的に環境変数もセットされる。
セットされていない場合は手動で GOROOT
にインストール先のフォルダを指定すればいい1。
インストールができたら動作確認。
C:>go version
go version go1.5 windows/amd64
みんなだいすき Hello World!
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello World!")
}
このソースコード hello.go
を compile and run。
C:>go run hello.go
Hello World!
おおっ,動いた動いた。じゃあこれを build して,実行モジュールを起動してみる。
C:>go build hello.go
C:>hello.exe
Hello World!
よし。ちゃんと動くようだな。 今回はここまで。
【おまけ】 1.5 系へのアップグレードに関する注意点
Windows 版(64bit)のインストールパッケージで 1.4 系から 1.5 系へ上書きインストールしようとしたらエラーになった。
この場合は,コントロールパネルの「プログラムと機能」で既存のバージョンをアンインストールしてから最新バージョンをインストールし直せば OK。
1.5 系から Go コンパイラ自身で自身をコンパイルできるようになった。 この影響で, Linux 環境などでは 1.5 系を導入するために 1.4 系の Go コンパイラをあらかじめインストールする必要がある。
ブックマーク
- The Go Programming Language
- golang-jp - The Go Programming Language : 本家の日本語訳サイト(一部のみ)。(golang.jp は古いので参考にしない方がいい,らしい)