ATOM エディタ v.1.39 がリリースされたのだが...

no extension

昨夜寝る前にメールをチェックしてたら ATOM エディタ v.1.39.0 がリリースされてた。

ちなみに ATOM は公式の APT リポジトリを公開しているので Ubuntu ユーザはそのリポジトリを登録してインストールすればよい。

$ wget -qO - https://packagecloud.io/AtomEditor/atom/gpgkey | sudo apt-key add -
$ sudo sh -c 'echo "deb [arch=amd64] https://packagecloud.io/AtomEditor/atom/any/ any main" > /etc/apt/sources.list.d/atom.list'
$ sudo apt update
$ sudo apt install atom

変更や修正は色々あるが,今回の目玉はベースになっている Electron や Chrome のバージョンを上げたことだろう。 うちの環境だとこんな感じ。

$ atom -v
Atom    : 1.39.0
Electron: 3.1.10
Chrome  : 66.0.3359.181
Node    : 10.2.0

Electron が3系になったおかげで Ubuntu 環境でメニューバーの文字がちゃんと見えるようになった。 まぁ見えなくても別に困ってはいなかったのだが(笑)

悪いお知らせ。

platformio-ide-terminal が動かなくなった。

node-pty-prebuilt@0.7.6 – The module ‘/home/username/.atom/packages/platformio-ide-terminal/node_modules/node-pty-prebuilt/build/Release/pty.node’ was compiled against a different Node.js version using NODE_MODULE_VERSION 57. This version of Node.js requires NODE_MODULE_VERSION 64. Please try re-compiling or re-installing the module (for instance, using npm rebuild or npm install).

どうもコンパイル済みパッケージの内部バージョンが合わなくてコンフリクトを起こしているらしい。 これは最新バージョンが上がってくるのを待つしかないか。

エディタ上でターミナルが使えないのはめっさ不便なんだが。

追記 2019-07-30

直った。 というか,私が間違ってました。

ATOM 起動時のエラー詳細を開くと以下のような画面になるのだが

ここで右上の [Rebuild Package] ボタンを押すと(ボタンだったのかよ orz)パッケージのリビルドを行う。 リビルドが終わると

と表示が変わる。 これで完了。 以後は普通に platformio-ide-terminal が使えるようになる。

あぁ,快適。

朗報。

実験的に組み込まれている ripgrep がめっさ速い。 こりゃあええわ。

余談だが, Ubuntu では CLI の ripgrep は APT でインストールするのがいいようだ。

$ sudo apt install ripgrep
$ rg -V
ripgrep 0.10.0

対応しているバージョンを見ると,一見 snap 版の ripgrep のほうが良さげだが

N.B. Various snaps for ripgrep on Ubuntu are also available, but none of them seem to work right and generate a number of very strange bug reports that I don’t know how to fix and don’t have the time to fix. Therefore, it is no longer a recommended installation option.

なんだとさ。 残念。

しかし,まぁ,やはり時代は Rust かねぇ。 Microsoft も興味を持ってるみたいだし。

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