Git v2.30.2 のリリース【セキュリテイ・アップデート】

no extension

Git v2.30.2 がリリースされた。

タイトルにもあるとおり,今回は CVE-2021-21300 の修正を含んでいる。

A specially crafted repository that contains symbolic links as well as files using a clean/smudge filter such as Git LFS, may cause just-checked out script to be executed while cloning onto a case-insensitive file system such as NTFS, HFS+ or APFS (i.e. the default file systems on Windows and macOS).

Note that clean/smudge filters have to be configured for that. Git for Windows configures Git LFS by default, and is therefore vulnerable.

流石にク◯ったれな HFS+ は駆逐されていると思うが, NTFS と APFS をファイルシステムとして使っているプラットフォームは要注意である。 Windows や macOS パソコンだけじゃなくて, NTFS で NAS を構成している場合も結構ヤバいんじゃないかな?

Git for Windows に関しては既にアップデートが出ている。

他のプラットフォームでも順次アップデートしていくのがいいだろう。 今回の条件に該当するけどすぐにアップデートできない場合は,とりあえず

$ git config --global core.symlinks false

としてシンボリック・リンクを無効にすることで回避できるらしい。

アップデートは計画的に。

CVE-2021-21300

GitHub による評価:

  • CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:C/C:H/I:H/A:N
  • 深刻度: 重要 (Score: 8)
基本評価基準 評価値
攻撃元区分 ネットワーク
攻撃条件の複雑さ
必要な特権レベル 不要
ユーザ関与レベル
スコープ 変更あり
機密性への影響
完全性への影響
可用性への影響 なし