ATOM 1.18 stable リリースで公式に Git 機能に対応

no extension

先週 ATOM 1.18 の stable 版がリリースされたが,公式に git 機能が組み込まれたようだ。

もともと core package として git-diff は組み込まれていたのだが,実際のリポジトリ操作には git-plus 等の外部パッケージを使わざるを得なかった。 これが github として core package に組み込まれ,リポジトリ操作が GUI で提供されることになったわけだ。 よーやくですよ!

Atom 1.18

Stage や commit/amend や fetch/pull/push といった基本操作はもちろん,hunk1 を選択して stage すること(git add -p 相当)も GUI で可能なようだ。 よしよし。 ただし stash や cherry-pick といった細かい操作はできなさそうっぽい?

ただ,良くも悪くも GUI なので「マウスやトラックパッドなんて飾りです。偉い人には…」な方々には従来通り git-plus のほうがお勧めである。 余談だが,私は command palette を F1 キーに割り当てているが(秀丸を使っていた頃の名残), git-plus 専用のメニューは shift-F1 キーに割り当てている。 こんな感じ。

'.platform-win32':
  'shift-f1': 'git-plus:menu'

もうひとつの機能である GitHub との連携(今のところ pull request の表示のみ?)であるが,これを使うためには access token を取得して ATOM に登録する必要がある。

では,たのしくお仕事しましょう!

ブックマーク


  1. 変更箇所のひとかたまりを git では hunk と呼ぶ。 Hunk の概念は cherry-pick 時にも出てくるので覚えておくとお得。 ↩︎