「青空文庫」用の書影がほしい

no extension

ここを読んでくださっている皆様にはありがとうございます。 前にも書いたとおり PA-API を利用するには月に1冊以上売り上げないといけないのだが,幸いなことにもうしばらくは続けられそうである。

というわけで,営業活動に勤しむのはこのくらいにして,今回は青空文庫の話。

このブログで本を紹介する際には,こんな感じでカードっぽく表記するわけだけど

photo
インターネット図書館 青空文庫
野口 英司 (著)
はる書房 2005-11-01
単行本
4899840721 (ASIN), 9784899840725 (EAN), 4899840721 (ISBN)
評価     

青空文庫の活動について紹介。作品を収録した DVD も付いてる! 巻末に載っている富田倫生さんの文章は青空文庫に収録されている。

reviewed by Spiegel on 2019-01-02 (powered by PA-APIv5)

これを青空文庫に収録されている作品でもやりたいわけ。 でも青空文庫に収録されている作品にはいわゆる「書影」がないので,ちょっと寂しい感じになってしまうのですよ。

グリゴリの捕縛
白田 秀彰
2001-11-26 (Release 2014-09-17)
青空文庫
4307 (図書カードNo.)
評価     

白田秀彰さんの「グリゴリの捕縛」が青空文庫に収録されていた。 内容は 怪獣大決戦 おっと憲法(基本法)についてのお話。 古代社会 → 中世社会 → 近代社会 → 現代社会 と順を追って法と慣習そして力(power)との関係について解説し,その中で憲法(基本法)がどのように望まれ実装されていったか指摘してる。 その後,現代社会の次のパラダイムに顕現する「情報力」と社会との関係に言及していくわけだ。

reviewed by Spiegel on 2019-03-30 (powered by aozorahack)

で,青空文庫用に統一されたデザインの書影っぽい画像がないかなぁ,とググってみたんだけどそれぽいのはない様子。 底本の書影を使う手もあるけど書影の著作権は作品の権利とは異なることも多いので迂闊に使えない(だから無理しても PA-API を利用してるんだけど)。

ちうわけで作ってしまいました。

リポジトリでは A5 サイズのアスペクト比になるように,こんな感じの背景画像を公開してみた。

CC0 で公開しているので,青空文庫にある公有(public domain)の作品と組み合わせても全く問題ないと思う。

これに青空文庫のロゴとタイトルを重ねて SVG 形式でこんな感じにする。

これで先程のカードは以下のように表示できた。

photo
グリゴリの捕縛
白田 秀彰
2001-11-26 (Release 2014-09-17)
青空文庫
4307 (図書カードNo.)
評価     

白田秀彰さんの「グリゴリの捕縛」が青空文庫に収録されていた。 内容は 怪獣大決戦 おっと憲法(基本法)についてのお話。 古代社会 → 中世社会 → 近代社会 → 現代社会 と順を追って法と慣習そして力(power)との関係について解説し,その中で憲法(基本法)がどのように望まれ実装されていったか指摘してる。 その後,現代社会の次のパラダイムに顕現する「情報力」と社会との関係に言及していくわけだ。

reviewed by Spiegel on 2019-03-30 (powered by aozorahack)

ちなみに背景画像の元ネタはこれ。

In the beach — Photos in Flickr | photo.Baldanders.info

この写真は CC BY で公開しているが,私の作品なので,私が翻案(トリミングして彩度を調整した程度だけど)を CC0 で公開したところで全然問題ない。

というわけで,青空文庫収録作品の書影に使えるかっこいい画像を教えてください。 CC0 下で aozora-cover リポジトリに含めてもいいよ,という奇特な方がいらっしゃいましたらバンバン pull request していただいて構いません。