Ubuntu 19.04 へのアップグレードを試す

no extension

Ubuntu 19.04 がリリースされたようだ。

Ubuntu 19.04 その15 - Ubuntu 19.04がリリースされました・ディスクイメージのダウンロード - kledgeb

私が検証中の仮想環境1 でもソフトウェアの更新2 後に以下のメッセージが出た。

折角なのでアップグレードを試してみるとするか(仕事用のマシンじゃないので LTS バージョンを使う気は更々ない)。

Ubuntu のアップグレード

「アップグレード」ボタンを押すとリリースノートが表示される。

文章中の空白文字が詰められていて「なんじゃこりゃ」な画面だが(何かの署名かと思ったぜw),気にせず「アップグレード」ボタンを押す。

これでしばらく経過を眺めていると以下のワーニングが出る。

どうも Ubuntu Japanese Team や他のサードパーティのリポジトリは外されてしまうらしい。 まぁ,これはしょうがない。 あとで繋げばいいし。

処理を続けると確認画面が表示されるので追加・変更・削除されるソフトウェアを確認しておく。 どうやら GnuPG, OpenSSL, OpenSSH といったセキュリティ関連のツールもアップグレードされるようだ。

確認して問題ないようなら「アップグレードを開始」ボタンを押して処理を続行する。 アップグレードは時間がかかるのでお茶でも淹れてこよう。

途中でワーニングが出たりもしたが3

気にせず最後まで終わらせる。 終わったら(再起動しろとは言われなかったが)一応再起動しておく。

再起動後,気になっていたセキュリティ・ツールのバージョンをチェックしてみた。

$ gpg --version
gpg (GnuPG) 2.2.12
libgcrypt 1.8.4
Copyright (C) 2018 Free Software Foundation, Inc.
License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>
This is free software: you are free to change and redistribute it.
There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

Home: /home/username/.gnupg
サポートしているアルゴリズム:
公開鍵: RSA, ELG, DSA, ECDH, ECDSA, EDDSA
暗号方式: IDEA, 3DES, CAST5, BLOWFISH, AES, AES192, AES256,
      TWOFISH, CAMELLIA128, CAMELLIA192, CAMELLIA256
ハッシュ: SHA1, RIPEMD160, SHA256, SHA384, SHA512, SHA224
圧縮: 無圧縮, ZIP, ZLIB, BZIP2

$ openssl version
OpenSSL 1.1.1b  26 Feb 2019

$ ssh -V
OpenSSH_7.9p1 Ubuntu-10, OpenSSL 1.1.1b  26 Feb 2019

おおっ。 GnuPG はまだちょっと古いが OpenSSL と OpenSSH は最新になっている。 まぁこのくらいなら許容範囲だろう4。

サードパーティのリポジトリを再び有効にする

アップグレード時に外されたサードパーティのリポジトリをチェックしておく。 「ソフトウェアとアップデート」を開いて「他のソフトウェア」タブを見てみる。

うん,外れてるね。 Git と Mono のリポジトリは有効にしておく。 Ubuntu Japanese Team のリポジトリも有効にしておけばいいかな。

これで apt update と,必要に応じて apt upgrade や apt autoremove を行えば OK。

しかし,なんだな。

こういうアップグレードとかやると,いかに Windows がシステムとして駄目か分かるよな。 パソコンでもスマホのような携帯端末でも定期的にアップデートされることを前提にハードウェアもソフトウェアも構成しないと駄目だということだよねぇ。

いまや Office ツールは Microsoft の独占というほどでもないし,大抵のことは Web インタフェースがあるのでブラウザがあればなんとかなる。 と考えるとやはり Windows を捨てる選択は正解だなと改めて思う。 他人に薦められるかと言えば,それは別問題だが(笑)

ブックマーク

既に Ubuntu 19.10 の話題が


  1. 余談だが VirtualBox でも 6.0.6 がリリースされている。アップデートは計画的に。 ↩︎

  2. Ubuntu では「ソフトウェアの更新」で GUI によるソフトウェアのアップデートが可能である。また「ソフトウェアとアップデート」を使って更新の自動化や LivePatch の設定も可能だ。 ↩︎

  3. あとで確認したが,ちゃんと最新版が入ってるっぽい。 ↩︎

  4. OpenSSL は 1.1.1 系の最新, OpenSSH は 7.9 系の最新になっていた。 Facebook の TL で教えてもらったが, GnuPG はパッケージマネージャでパッケージの完全性検証に使われるため特に保守的な管理になっているらしい。まぁ脆弱性や不具合等は随時バックポートされているそうなので,バージョン番号であまり神経質にならないほうがいいのかも知れない。ただ GnuPG の動向を追いかけている身としては何とか改善したい。でもそれは後々のお楽しみということで。 ↩︎