最近,東京大学の研究者による面白い論文が発表されたらしい。
これをもう少し噛み砕いて説明した記事が MIT Technology Review によるこれ。
この記事からちょっと多めに引用してみよう。
もともと「繰り返しゲームとしての囚人のジレンマ」では
ことは知られていた。
しかし今回「東京大学の大学院生である藤本悠雅と金子邦彦教授」は
内容はこうだ。
これってさ。
GAFA に象徴される「監視資本主義」そのものぢゃん。
論文の著者はむしろ「監視資本主義」の構造から今回の着想を得たのではないかとさえ思ってしまう(本当のところは知らない)。
「監視資本主義」の本質が「合意の上の搾取」にあるのだとしたら,これに抗うのはかなり難しそうである。
と,ここまで考えて思い浮かんだのは「狂狷の徒」というフレーズである。
以前にも紹介したが,
「狂狷」というのは論語の中に出てくる言葉らしい。
「監視資本主義」による「合意の上の搾取」に抗いたいのなら狂狷の徒たるべきなのだろう。
自由に生きるというのは本当に大変である。
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