日本天文学会に入りなおしました

no extension

恥ずかしながら帰ってまいりました。

いやぁ1999年末にちょっと死にかけてから身体的にも精神的にも経済的にも色々あって,当時参加していた日本天文学会を止めることにしたのですよ。 15年以上前の話だけど。

まぁ,天文系では「星が好きな人のための新着情報」というとても優れたサイトが大昔からあり,「情報浴」という観点からはあまり困らなかったというのもあったのだ。

ただし,ここ数年思っていることがあって,それは「ちゃんとお金を払って得る情報」源を持っていることは(これからどのように生きていくにせよ)非常に重要だ! ということだったりする1。 かといって今さら本屋で買えるような天文雑誌は読む気がしないし2,それなら日本天文学会に入り直すか,と思ったのが引っ越し作業が一段落した今年のはじめ頃。

そこから収入が安定するまで若干の時間がかかり,ようやく会費を振り込んで再入会とあいなりました(厳密には9月の理事会で承認されるまでは仮入会扱いらしい)。

私の場合は「準会員」で,会費さえちゃんと払ってれば基本的に誰でもなれるやつ。 正会員になるには他の正会員からの推薦がいるんだったかな。 まぁ私は研究者ではないし,正会員に興味はないので(英語不得手なので欧文研究報告は読む暇がない),そこは華麗にスルー。

数日前に会費を振り込んでから実はすっかり忘れていたのだが,今日帰宅したら家族から「本が届いとるよ」と言われ「最近紙の本は買っとらんぞ」と思いながら見たら日本天文学会から4月以降の「天文月報」がまとめて届けられていた。

天文月報。4月からのがまとめて来ちゃったw

おぅふ。 15年前より少し厚くなってないかい。 現時点でも積ん読が消化しきれてないのだが,ちゃんと読めるのだろうか。

まぁいいか。

こんな感じで徐々に再起動しておりますので,長い目で見てやってください。


  1. 念の為に言っておくと,これは「お金を払った情報のほうが正確で価値が高い」という意味ではない。「情報を得る」という行動に対してリスクを負いコストを払うことで,その情報に関する真偽や重みといったものを客観的に「評価」できるようになると思うのだ。誰だって金を払ってまでゴミ情報を得たいとは思わないでしょ。 ↩︎

  2. 自慢じゃないが私は天文雑誌の老舗と言われる「天文ガイド」を自分で買ったことがない。まぁ周囲の誰かしらが買ってるので必要なかったというのもあるけど。私がお金を払ってた唯一の天文雑誌は「星の手帖」という季刊誌で,この雑誌がバブル崩壊の煽りを受けて休刊して以降は(日本天文学会の機関誌である「天文月報」以外は)殆ど天文雑誌を読まなくなった。 ↩︎