訃報： 長沢工先生逝去
合掌。
訃報…流星界の重鎮・長沢工さんが今日の夕方、亡くなられたそうです。ここ何年お会いしていなかったか…。非常に残念です。謹んでご冥福をお祈りいたします。
— TSUKADA Ken (@tsuka_ken) October 28, 2019
仕事上の利害関係以外で「先生」と呼ぶ人は本当に少なくて，特に2016年に亡くなられた長谷川一郎先生と長沢工先生は私にとって位置天文学の心の師匠です。
学生の頃はおふた方の著書にとてもお世話になった。 学生のときにポケコンにぶち込んで使ってた北極星の時角計算プログラムも『天体の位置計算』を読んで組んだものだったりする。
直筆論文（のコピー）も持ってるし1。 実家に置きっぱだったのだが，捨てられてなくて本当によかった。
まぁ私も五十路の真ん中あたりをウロウロする歳になったし，そりゃあみんな歳とるわな。
私は無宗教な人なので，ひたすら哀悼の意を表すことにします。
ブックマーク
参考図書
- 天体の位置計算
- 長沢 工 (著)
- 地人書館 1985-09-01
- 単行本
- 4805202254 (ASIN), 9784805202258 (EAN), 4805202254 (ISBN)
- 評価
B1950.0 分点から J2000.0 分点への過渡期に書かれた本なので情報が古いものもあるが，基本的な内容は位置天文学の教科書として充分通用する。
- 天体軌道論
- 長谷川 一郎 (著)
- 恒星社厚生閣 1983-01-01
- 単行本
- 4769903251 (ASIN), 9784769903253 (EAN), 4769903251 (ISBN)
- 評価
学生の頃はめっさお世話になりました。私にとって大事な教科書のひとつです。
- 猫暦(1) (ねこぱんちコミックス)
- ねこしみず美濃 (著)
- 少年画報社 2014-10-14 (Release 2016-02-15)
- Kindle版
- B01BHGVLOY (ASIN)
- 評価
「寛政の改暦」のころの伊能勘解由（忠敬）とその妻とされる「おえい」の物語。感想はこちら。
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たぶん学生のときに参加した流星会議のものじゃないかなぁ。うろ覚え。 ↩︎