結局 Thunderbird もインストールし直すことにした

no extension

Ubuntu19.10 にアップグレードされて Thunderbird が 68 ベースになったまではよかったが,そこから全くメンテされなくなってしまった。

APT 管理下の Thunderbird は2019年11月時点で

$ apt show thunderbird
Package: thunderbird
Version: 1:68.1.2+build1-0ubuntu1
Priority: optional
Section: mail
Origin: Ubuntu
...

となっているが,実際には既に 68.2.2 がリリースされている。

そういえば 60.9.0 がリリースされたときも APT で配信可能になるまで1ヶ月かかったんだよな。

ちうわけで,どうやら UbuntuThunderbird をまともにメンテナンスする気がないらしいとの結論に至った。 以前に「デフォルトのメールクライアントをGearyに変更する提案」とかあったようなので仕方がないのかもしれないが,(鍵管理を含めて)まともに OpenPGP 暗号化が使える MUA は殆どない1 ので Thunderbird が「使えない」のは非常に困るわけですよ。

そこで APT による管理はすっぱり諦めて自前で導入・管理することにした。 といってもダウンロードページでプラットフォームと言語に応じたバイナリをダウンロードしてローカルの適当な場所で展開するだけだけどね2

設定およびメールデータは ~/thunderbird/ ディレクトリ以下に格納されているが,バックアップをとった上で,バッサリ削除して最初からやり直した。 実際には,パソコンと携帯端末とでメールデータを共有するために,IMAP で管理しているので(だからこそ E2E 暗号化ができることが重要なんだけどね)特に問題はなかった。 Enigmail も問題なく動作することを確認済み。

よーし,うむうむ,よーし。

ブックマーク


  1. ブラウザ上で動作する Web メール用の暗号化ツールとしては Mailvelope が有名で,私も一応インストールしているが,鍵管理が独特で気持ち悪いので実際には使ってない。

  2. Thunderbird はインストール先ディレクトリを変えると別のインスタンスとみなしてそれぞれ別のプロファイルを作成するので注意が必要だ。この辺をコントロールするには ~/thunderbird/ ディレクトリにある installs.ini および profiles.ini 各ファイルを弄る必要があるらしい。