はじめての空気圧チェック
先週,自転車を受け取った際に色々とアドバイスを頂いたのだが(専門店はこういうところがありがたい),そのひとつが「通勤で毎日乗るのなら週に1度は空気圧チェックをすること」だった。
というわけで,はじめての空気圧チェック(笑)
おぅふ! 思ったより抜けている。 確かにこれなら毎週チェックせんとあかんな。
ちなみに今回買った自転車はオフロード寄りのクロスバイクで太いタイヤで(いわゆるママチャリ等よりは)空気圧指定も高めになっているそうな。 タイヤの刻印をみると 50-85 psi (pound-force per square inch) とあるが,店員さんには「上限ギリギリまで入れてはいけない」とも言われているので 75 psi で調整1(これも指導してもらった)。
ちなみに
で2,さらに
なんだそうな(空気入れのメータを見てもそんな感じ)。 つまり $75\,\mathrm{psi}$ は概ね $5.2\,\mathrm{bar}=5.2\times10^2\,\mathrm{kPa}$ ($5.1\,\mathrm{atm}$) ってところか。
実はフレンチ・バルブ自体がはじめての経験で,空気入れも専用のものを購入している。 店頭ハンズオンでも一度試させてもらっているのだが,結構気を使うのな(乱暴に扱うとバルブが折れるらしい。バルブが折れたら全取っ替え)。 これも慣れないとなー。
ブックマーク
参考図書
- 理科年表 2020
- 国立天文台 (編集)
- 丸善出版 2019-11-20
- 文庫
- 4621304259 (ASIN), 9784621304259 (EAN), 4621304259 (ISBN)
- 評価
日本における令和への改元や国際単位系(SI)の定義改定などに関するトピックを多く掲載。2020年版は(保存用として)買いかも。
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“psi” は「ぴーえすあい」呼びでいいらしい。「ぷさい」と呼ぶ人もいるそうだがギリシャ文字の $\psi$ とは関係ないようだ(笑) ↩︎
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“atm” は標準大気圧(standard atmosphere)を 1 とした単位。 SI 単位系では $1\,\mathrm{atm}=101,325\,\mathrm{Pa}$ と定義されている。“bar” は「ばーる」と読む。大昔の天気予報で気圧を mb (ミリバール) で表記していたあの「バール」である。本文を見れば分かる通り SI 単位系では $1\,\mathrm{bar}=100,000\,\mathrm{Pa}$ で換算できる。ちなみに $\mathrm{Pa}$ は $\mathrm{N}/\mathrm{m}^2$ または $\mathrm{kg}\,\mathrm{m}^{-1}\,\mathrm{s}^{-2}$ と等価。 ↩︎