心筋シンチ キメてきたぜ！

2023年1月某日 前夜

明日は「負荷心筋シンチグラフィ（stress myocardial scintigraphy）」検査を行うということで，21時以降は絶食になっている。 水はOK。 カフェイン（を含む）飲料はNG。 まぁ，今は「カフェインの摂取は控えるように」と言われているため，コーヒーやお茶類は飲まないようにしている（ノンカフェインのルイボスティ茶や麦茶は飲んでる）。なので特に問題はない。

2023年1月某日

朝食 …は抜きで，糖尿病の薬以外を服用¹ して来院。 公共交通機関の関係で30分くらい早く着いたが，そのまま前倒しで RI 室に入った。

手順としてはエアロバイクに乗り，ケイデンス 50〜60rpm を維持しつつ，1分毎に負荷を 15W ずつ上げていく。 負荷の最大は 120W までだが，心臓や脚がしんどくなったらその時点で RI (Radio Isotope) 薬剤を投入。 その後，時間を置いて心臓状態の測定を繰り返すというもの。

この薬剤がバカ高いそうで。 しかも保存が効かないものだから，ドタキャンしても料金を払わないといけないのよ。 検査の同意書とは別に「ドタキャンしてもお金払います」の同意書も書かされた。

最初に薬剤を投入するための点滴針を挿すのだが，機器の位置関係の問題で最初は左腕に挿そうとしたんだけど，左腕で2回失敗し，諦めて右腕に挿してもらった。 なんか私の左腕って静脈が細いらしく，血液も採りにくいし，点滴針も失敗しやすい。 心臓カテーテル検査のときも最初左腕で失敗して右腕に挿し直したんだよな。

心電図の電極を付けて血圧測定用のカフを（点滴を挿してる腕とは反対の）上腕部に付けて，状態をモニタしながら運動開始。

やっぱ病院にあるエアロバイクはいいなぁ。 うちにある簡易フィットネスバイクとは大違い（当たり前だ）。 できれば上限の 120W まで行きたかったが，その 120W でギブアップ。 心臓はまだ大丈夫そうだが筋力ががが。 立ち漕ぎ（ダンシング）で体重をかけながら漕ぐなら続けられそうだったけど，そういう運動じゃないから（笑） 結局，ひとつ手前の 105W を維持しつつ薬剤を投入した。 その後，クールダウンを1分おこない，点滴針を抜いて一旦終了。

ここでやっと朝食。 院内のローソンでサンドイッチと水を買ってモグモグタイム（まだカフェインはNG）。 糖尿病の薬も飲んだ。

時間が来たので RI 室に戻って測定開始。 心臓にある RI の量をカメラで撮影するらしい。 レントゲンや超音波エコーみたいに息を止めたりしなくていいそうで，仰向けに寝転がって身体を固定し，カメラをぐるぐる回しながら，20分ほどかけて撮影しているようだが，こんなん寝るっちうねん。 というわけで，ウトウトしてるうちに終了。

そこからしばらく休憩。 あらかじめ手順は聞いてたので， Kindle 端末を持ち込んで読書タイム。

時間が来たので RI 室に戻って，もう一度薬剤を投入する（2,3時間で効き目がなくなるらしい）。 もう左腕は使えないので，右腕のさっき点滴針を挿したところの近くにもう一度針を挿して薬剤を入れた。 今日一日で両腕が穴だらけ（笑）

そういえば，点滴針を挿すときは研修医の方が処置されていた。 微妙に緊張してる感じで，こっちも緊張が伝搬する（笑） こういうのって，やっぱ場数なんだろうなぁ。

次の測定までに昼飯をいただくことに（しかもカフェインOK）。 折角なので最上階にあるレストランへ。 日替わりの松花堂定食をいただきました。

松花堂？ まぁ，いいや。 食後しばらく読書に耽り，時間が来たらまた RI 室に戻って撮影と称して20分程うたた寝。

という感じで測定を繰り返して終了。 いざお会計へ。

ブビッ！ 鼻水出そうになった。 確かに高いわ，これ。 それでいて高額医療費の減免対象以下のお値段。 自己負担分でこの値段なら総額で 100K JPY 越える？ 余分にお金下ろしておいてよかった（カードでも払えるが，私は現金で払えるものは現金で払う主義）。

結果は翌週のお楽しみ！

ブックマーク

• 心筋シンチグラフィ検査とは｜病気の検査法を調べる - 医療総合QLife

参考