今井書店がリニューアルオープン

今日は田和山付近に用事があったので，ついでに最近リニューアルオープンしたという地元本屋の今井書店に寄ってみた。

• 今井書店 松江本店 リニューアルオープン - 株式会社今井書店

田和山の今井書店は併設の文房具屋さんが品揃えがよくて便利だったのだが，こちらは半分くらいに規模が縮小されていた。 事務用品の品揃えがイマイチかな。 まぁ，事務用品は近所のホームセンターのほうが品揃えがいいから妥当な割り切りではあるか。 学習用品は充実してるので子供相手なら問題なかろう。

カフェは 2025-05-20 にオープン予定らしい。 こちらは大幅に広くなって座席数も3倍くらいはあるか？ なんかピザとカフェのお店になるらしい。 私は脂質ダイエット中なのでピザはパスかな（笑）

本棚を巡ってみる。 都会の大型書店とは比ぶべくもないが，田舎の本屋としては大きい方だろう。

マンガやラノベや文庫本がやたら多いのはしょうがない。 それ以外だと絵本や児童書が多い感じ。 やっぱ子供は手にとって確かめたい感じなのかな。

数学棚を見ると結城浩さんの「数学ガール」シリーズが一通り並んでいた。

私はこれで「良い本屋」認定した（←偉そう）。

ソフトウェア工学の棚は圧倒的に Python。 あとは Ruby や JavaScript/TypeScript 関連がちょろんとある感じ。 Ruby お膝元の松江でこれってのは時代なのかねぇ。 Go 関連では mattn さんの本が唯一（？）あってちょっと嬉しかった。 あと生成 AI 関連の本は結構あった。 これも時代だろう。

郷土史関連の本が棚2つ分くらいあった。 ちょっと増えたかな。 郷土史関連の本はデジタル版がなくて Amazon 等の通販で買えないことも多いので，これはありがたい。 まぁ，県立図書館で済ませることも多いのだが，手元に持っておきたいこともあるし。

島根県みたいな年寄りばっかの過疎地だと図書館も本屋もない地域とか普通にあるわけですよ。 松江市は県庁所在地だし図書館も本屋もあるけど，私の子供の頃から考えたら本屋さんは激減している。 だから Amazon みたいな通販が必要なわけ。

言い方を変えるなら，通販で買える（特に PDF や Kindle といったデジタル版は通販でしか買えない）本をわざわざ本屋さんに足を運んで買うかっちう話。 そこに足を運んでほしいなら「本を買う」という消費行動以上の価値を示せないとダメだろう。 今回リニューアルした本屋がそうなるといいねぇ。

参考図書