ぞーぺん(ZonePane)で bsky.social 以外の PDS にサインインする

no extension

以前書いた「そろそろ PDS を個人で管理する時代か?」で「常用しているぞーぺん(ZonePane)bsky.social 以外の PDS に対応してない」と愚痴ったのだが ZonePane for Desktop v2.9.18 で bsky.social 以外の PDS (Personal Data Server) にもサインインできるようになった1。 ありがたや。 さっそく試してみよう。

bsky.social 以外の PDS でサインインを試す

アカウント追加画面に移動して

アカウント追加

「Bluesky にサインイン」を選択する。

サインイン

折りたたまれた状態ではあるが「サーバー(PDS)」の項目が追加されている。 Bluesky の既定 PDS である bsky.social であればこの項目は空欄でもいいが,それ以外の PDS のアカウントの場合は PDS のドメインを入力する必要がある。

サインイン

これで「サインイン」ボタンを押せばブラウザの OAuth 認証・承認画面に飛ぶ。

Authorize
Authorizeより

ここで承認すればサインイン完了である。

Bluesky じゃないほうの PDS を利用している方はプロバイダから PDS 名のアナウンスがあるはずなので必ずメモしておくこと。 紛失しちゃった場合は PDSls で確認する手もある。

photos.baldanders.info - PDSls

デスクトップ版 ZonePane の Mastodon やら Bluesky やらをゴチャまぜにしてマルチカラムで表示するインタフェースはホンマに重宝していて,もう手放せなくなっている。 これからもよろしくお願いします。

v2.9.18 は bsky.social 以外の PDS で OAuth 認証した場合に再認証で PDS ドメイン名を忘れてしまう不具合があったが 2026-05-08 にリリースされた v3.0.0 では修正されていた。

ありがたや 🙇

アプリケーションとデータストレージの抱き合わせはリスクか?

今までは,ユーザから見てアプリケーションとユーザデータ(のストレージ)が一体であることは当たり前だった。 分散型と言われる Mastodon でさえストレージはアプリケーション・インスタンスの一部になっていて,別のインスタンスに移りたければインスタンス間でデータの「引っ越し」が必要である(引っ越しができるだけマシだが)。

ここで AT Protocol が登場し EuroskyPeriwinkle といったアカウントとデータを専ら扱う PDS サービスが出てきたことで(ユーザから見た)アプリケーションとユーザデータの関係が変わってきているんじゃないだろうか。 たとえば Bluesky は利用したいが Bluesky が擁する PDS に自分のアカウントとデータは置きたくない,といったような。

(上の記事によると,コリイ・ドクトロウ氏は PDS を自前で用意したようだ)

私が pckt.blog サービスのアカウント(photos.baldanders.info)を取得するときには深く考えず「ひとつくらい別 PDS のアカウントがあってもいいだろう」くらいの軽い気持ちだったのだが,最近 atproto エコシステムにおいてアプリケーションとデータストレージの抱き合わせは(アプリケーションがなんであれ)リスクなんじゃないかと思い始めている。

というわけで PDS を引っ越そうか悩み中である。

【2026-05-10 追記】

Andorid 版および iOS 版の ZonePane も最新版で bsky.social 以外へのサインインに対応したようだ。

手元のスマホで試したが問題なくサインインできた。


  1. デスクトップ版 ZonePane は現在「お試し版」の状態で Windows, macOS, Linux (Debian, Ubuntu) で利用可能。 ↩︎