Windows に Ubuntu を入れる

no extension

Microsoft は Windows 7 を2020年1月まで ちゃんと サポートすると言っていたのに,今の時点で Windows 10 への移行を強制するようだ。

しかし,ここはひとつ寛大な心で「Microsoft は親切にも早く私が Windows を捨てるよう応援してくれてる」と解釈して Linux への移行を前倒しすることにした。 本当は新しい PC をどーんと買っていろいろ弄り倒して遊びたいところだが,今は経済的・物理空間的な理由でできないため,今ある Windows 環境を Linux に換装することを考える。

といっても環境が違いすぎるためまずは簡単な仮想環境を構築していろいろ実験していきたいと思う。 仮想環境には VirtualBox を,デスクトップ用のディストリビューションには Ubuntu を使うことにする。 バージョンは2019年3月時点で VirtualBox 6.0.4, Ubuntu 18.101 である。

日本語環境として Ubuntu Japanese Team から「Ubuntu Desktop 日本語 Remix」をダウンロードして利用する。 ありがたや。

Ubuntu 用仮想環境の作成

VirtualBox のインストール手順は割愛する。 インストールが完了したら早速 VirtualBox マネージャを起動する。

この画面から「新規」アイコンをクリックする。

メモリサイズは多めに2048MBほど取っておく。

仮想ディスクは固定サイズで50GBほど。 まぁ検証用だし。

これで仮想環境を作成すると最終的に以下のようになる。

Ubuntu のインストール

ここで「起動」アイコンをクリックして仮想環境を起動する。 空の仮想ハードディスクなので起動用のドライブを訊いてくる。 ここで「Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード」ページからダウンロードしたディスク・イメージファイルを指定する2

Ubuntu インストーラが起動した状態が以下の通り。

ここからインストールを進めていくのだが,長ったらしくなるので途中は省いて,結果は以下の通りとなる。

これで再起動すれば一応は完了である。 再起動のあとも最新版へのアップデートが走ったりするのだが,これも割愛する。

画面の解像度を変更する

この状態でも問題なく使えるのだが(ネットワーク設定も必要なし)仮想ディスプレイが SVGA のままで変更できない。

このままでは不便なので解像度を変更できるようにする。 解像度を変更するには Guest Additions を導入する。

メニューバーの「デバイス」から「Guest Additions CD イメージの挿入…」を選択する。

ここで VirtualBox をインストールしたフォルダ3 にある VBoxGuestAdditions.iso を選択する。 Ubuntu 側の管理者権限でプログラムが自動起動しようとするので,大人しくしたがって実行する。

これで以下のように複数の解像度を選べるようになった。

マウントした仮想ドライブはもう不要なので「取り出す」でアンマウントしておこう。

いやぁ,ここまで来るのにものすごい試行錯誤しちゃったよ。 これでようやく色々試せる。

ブックマーク

参考図書

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[合本版]這いよれ!ニャル子さん 全12巻 (GA文庫)
逢空 万太 (著), 狐印 (イラスト)
SBクリエイティブ 2017-06-08 (Release 2017-06-08)
Kindle版
B072ML1SB2 (ASIN)
評価     

ニャル子さん合本版が半額セールしてたので衝動買いした。紙の本に換算して3327ページ(笑) こういう無茶が出来るのがEブックのいいところだよね。でも,ニャル子さんを読む(観る)と仮面ライダーが見たくなるんだよなぁ。

reviewed by Spiegel on 2019-03-27 (powered by PA-APIv5)


  1. Ubuntu 18.10 は 2019年7月までサポートされる。長期サポートが欲しいなら 18.04 がオススメ。こちらは2023年4月までサポートされる。 ↩︎

  2. ダウンロードしたイメージ・ファイルからインストール用 DVD を作成して使ってもいいのだが(つか実際の運用は DVD か USB からインストールすることになるだろう),めっさ遅いので注意すること。つか実際に遅すぎて使い物にならなかったのでインストールを中断した。本番はどうなることやら。 ↩︎

  3. 既定のままインストールすれば C:\Program Files\Oracle\VirtualBox にインストールされる ↩︎