BOINC による学術分散コンピューティング・プロジェクトでの活動を再開した
OS 移行の準備のためにこの一ヶ月ほど BOINC (Berkeley Open Infrastructure for Network Computing) での活動を中断していたのだが,換装した Ubuntu も安定的に稼働しているようだし,再開することにした。
Linux 版の BOINC クライアントのインストールはパッケージ管理ツールを使うことを推奨しているようで Ubuntu でも APT (Advanced Package Tool) を使うのがいいようだ。
$ apt show boinc-client
Package: boinc-client
Version: 7.14.2+dfsg-3
Priority: optional
Section: universe/net
Source: boinc
Origin: Ubuntu
というわけで早速インストール。
$ sudo apt install boinc-client boinc-manager
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
libboinc7 libwxbase3.0-0v5 libwxgtk-webview3.0-gtk3-0v5 libwxgtk3.0-gtk3-0v5
提案パッケージ:
boinc-client-opencl boinc-client-nvidia-cuda libgl1-mesa-glx
以下のパッケージが新たにインストールされます:
boinc-client boinc-manager libboinc7 libwxbase3.0-0v5 libwxgtk-webview3.0-gtk3-0v5 libwxgtk3.0-gtk3-0v5
アップグレード: 0 個、新規インストール: 6 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
7,421 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 29.5 MB のディスク容量が消費されます。
まずは計算リソースの割り当てを少なめにして様子を見る予定だ。
私としては SETI@home を通じて学んだ
という教えを胸に刻みつつ,今後も活動を継続していく所存である。
- SETI@homeファンブック―おうちのパソコンで宇宙人探し
- 野尻 抱介 (著)
- ローカス 2000-01-01
- 単行本
- 4898140866 (ASIN), 9784898140864 (EAN), 4898140866 (ISBN)
- 評価
内容は古いけど当時の「熱」を伝えた名著だと思うけどなぁ。著者の方が自己出版で Kindle で出してくれたらいいのに。