Ubuntu 21.10 へのアップグレードを試してみた
Ubuntu が「Ubuntu 21.10 にアップグレードできるけど,どーする」(←超意訳)と訊いてきたのだが
みたいな怖い話を聞くので躊躇している。 でも,まぁ,せっかくなので自宅のサブ PC で試してみることにした。
アップグレード自体は特に問題なく終了したのだが,やはり日本語入力が出来ないようだ。 Zenn の記事で紹介されている通り
$ ibus-daemon -rxd
で Mozc も動くようになった。 また Gunnar Hjalmarsson さんが PPA で公開している im-config を導入すればとりあえず行けるようだ。
$ sudo add-apt-repository ppa:gunnarhj/im-config
$ sudo apt upgrade
この状態で Snap 版 Firefox を起動してみたが,問題なく日本語も入力できた。 よしよし。
ただフォントの設定が壊れているみたいで,以前遊びで入れた楷書体フォントが既定フォントになっていたので慌てて修正した。
ちなみに Snap 版 LiberOffice は全く使いものにならなかった。 まぁ,今は APT 版 LiberOffice で問題なく OpenPGP 署名・暗号化ができるので困ってないんだけど。 ホンマ Snap って日本語が冷遇されてるよなぁ。
というわけで,やっぱり日本語 Remix が出るまでは待ったほうがよさそうだ。 待って状況が改善するとは限らないけど。
そろそろ日本語コミュニティにでも参加したほうがいいかねぇ。
後半へ続く…
ブックマーク
- Bug #1946969 “ibus-x11 does not start automatically” : Bugs : mozc package : Ubuntu
- Ubuntu Fridge | Ubuntu 21.10 (Impish Indri) released
- Impish Indri Release Notes - Release - Ubuntu Community Hub
- Ubuntu 21.10 その22 - Ubuntu 21.10がリリースされました・ディスクイメージのダウンロード - kledgeb
- Ubuntu 21.10 その23 - Ubuntu 21.10の新機能と変更点・既知の問題 - kledgeb
- Ubuntu 21.04 その56 - Ubuntu 21.10へアップグレードするには・アップグレードの注意事項 - kledgeb
- Ubuntu 21.10 その25 - セキュリティーの強化とセキュリティーの新機能 - kledgeb
- Ubuntu 21.10 その30 - インストーラーの仕様が変わる・BIOS環境でもEFIシステムパーティションが必要に - kledgeb