Ubuntu 22.04 LTS へのアップグレード

no extension

Ubuntu が「22.04 LTS にアップグレードせんのん?(← 超意訳)」と煩いので GW で余裕のある間にアップグレードすることにした。 今回は特に(少なくとも最近の機械では)日本語周りで不具合の話も聞かなかったし。

Ubuntu 22.04 リリースノート

今回は特に大きな問題はなし。

  1. 日本語入力周りは問題なく動いている。 Ubuntu コミュニティのご尽力に感謝
  2. 21.10 から Firefox は Snap 版になっているのに何故か言語パッケージが APT で提供されているというチグハグな状態だったが,今回で統一された?
  3. Thunderbird は相変わらず GnuPG の鍵束を認識してくれない。そろそろ捨てようか
  4. LibreOffice は 7.3 系。 OpenPGP 鍵で暗号化したファイルもちゃんと開けるし,問題ないだろう。 Snap 版は相変わらず評判が悪いようだ(笑)
  5. KeePassXC は既に jammy リポジトリがある。依存ライブラリのバージョンが違うらしい
  6. pgAdmin4 は jammy リポジトリがまだ用意されてない模様。こちらはしばらく様子見か
  7. Node.jsNodeSource で v18 系をインストールしてみた。今のところは問題なし。なにかあれば v16 (LTS) に戻すつもり

いつものように GnuPG が古い

$ gpg --version
gpg (GnuPG) 2.2.27
libgcrypt 1.9.4
Copyright (C) 2021 Free Software Foundation, Inc.
License GNU GPL-3.0-or-later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>
This is free software: you are free to change and redistribute it.
There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

Home: /home/username/.gnupg
サポートしているアルゴリズム:
公開鍵: RSA, ELG, DSA, ECDH, ECDSA, EDDSA
暗号方式: IDEA, 3DES, CAST5, BLOWFISH, AES, AES192, AES256,
      TWOFISH, CAMELLIA128, CAMELLIA192, CAMELLIA256
ハッシュ: SHA1, RIPEMD160, SHA256, SHA384, SHA512, SHA224
圧縮: 無圧縮, ZIP, ZLIB, BZIP2

まぁ v2.3 系でないのはしょうがないにしても,せめて今の LTS 最新版(v2.2.34)にしてくれよ orz

OpenSSHOpenSSL

$ ssh -V
OpenSSH_8.9p1 Ubuntu-3, OpenSSL 3.0.2 15 Mar 2022

OpenSSL は v3.0.3 のセキュリティ・アップデートに対応したバックポート・パッチが出ているようだ。 相変わらず分かりにくい。 普通にバージョンを上げてくれんもんかねぇ。

ちなみに GnuPGgpg-agent との連携は問題なかった。

Docker と apt-key

これに関しては記事を分けた。 後半へ続く(笑)

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