「USB メモリ」を「USB」って略すな!
いや,ごめん。 この前やったばかりで当分はやるまぁと思っていたのだが,不覚にも笑ってしまったので。 笑ってるうちに書いておく。
人間ってのは何度でも間違うし何度でも失敗する生き物である。 成功は数多の失敗からしか生まれない細い一本の糸である。 とはいえ,これは流石に。
ひさしぶりにセキュリティ・インシデントのロイヤルストレートフラッシュ(笑) 今回の件を要約すると
- 手続きを経ずに機密データを持ち出し
- 使用済みの機密データの消去を怠る
- 出先からの直帰と見せかけて居酒屋に直行
- 泥酔して路上で寝コケる
- データの入った鞄を紛失
ということらしい。 なお,上の記事によると件のデータの入った鞄は紛失者が立ち寄ったとされる(←酔ってうろ覚えらしい)マンションで発見されたそうな。
なんというか,脳内クールポコが叫んじまったよ。
ちなみに BIPROGY 社は元日本ユニシスだそうな。 「聞いたこともないベンダーを使うリスク」みたいな tweet も見かけたが,ちゃんとした会社です。 ちゃんとした会社でもやらかすときはやらかすっちうことで。
破滅的な結末にはならなそうだが,関係者の後始末が大変だろう。 現場の方々にはお見舞い申し上げます。
私もインターネットを含む外部ネットワークを遮断したセキュリティ・ルームで仕事をしたことがあるが,ケータイも含めて電子機器の持ち込み・持ち出しは一切 NG だったし(どうしても持ち込み・持ち出したい場合は別ルートで検閲が入る),ゲートでは金属探知機と厳つい警備員さんによる入館・退館チェックがあった。 本来はそのくらいの厳密さが必要だし「そこまでせんでも…」ということなら「ネットワークを遮断したセキュリティ・ルーム」がホンマに必要なのか再検討すべきだよね。
うーん。 たとえば外部ネットワークとつながった検疫ルームを作って,そこまではクラウド・ストレージ等でデータをやり取りしつつ,そこから先のネットワーク遮断ルームとの間だけ許可された外部ストレージを使うとか。 やっぱ面倒なことこの上ないな(笑)
今回の最重要ポイントはそこではないのだ。
これは Facebook の友人に指摘されて改めて気付いたのだが,新聞・テレビなメディアがこぞって「USB メモリ」を「USB」と略してくさる。 いやさ,略すのは別にいいけど意味が変わったり意味が消失したりするのは駄目だろう。 ホンマ,新聞やテレビって言葉を雑に扱うよな。 そんで有名人や自称文化人とかがうっかり真似して定着してしまうの。
というわけで,今のうちに言っておこう。
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- Personal Computers
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- 評価
OS 移行用に購入。ひたすらデザインで決めた(笑) よく考えたら32GBも要らなかった。まぁ,何か使い道があるだろう。