「ブログはやはり『死に続けている』」

no extension

面白い記事を見つけた。

私自身のアカウントは随分前から放置プレイ状態だし,今更 Medium に微塵も感傷はないのだけど,後半のブログの話は面白かった。

「ブログは終わった」ちうのは大昔から言われてるよね。 ぶっちゃけ Twitter や Facebook が台頭し始めたゼロ年代半ばには既に言われてたし,そういう意味じゃ「ブログはやはり「死に続けている」」というのはその通りなんだろう。

でもネットから「ブログ」がなくなったようには見えない。

いや,動画って見るのまどろこしいじゃん。 10分のコンテンツを2倍速で見ても5分かかるんだぜ。 それならテキストで要約記事を書いてくれよ! そっちを見るから。

まぁSTEALTH一光さんや MindaRyn さんのチャネルとかは楽しく見てるけどね。 それぞれの得意な道具を使えばいいぢゃん,とは思う。

ただ

ツイッター、TikTok、YouTubeといったようにわかりやすいアプリがあるメディアは注目されますが、ブログにはそういったものはない
YouTubeやTikTokと同じような、それに対抗できる力も意味も、もはやない

というのはまさに「そのとーり!」で,それ故に

このように、ブログはより背景にとけこみ、その人のネット上のすべての活動を包み込む役割に変化してゆくのでしょう。

ブログはその人が生きてゆき、ネットになにかを残してゆく足跡のようなものになりつつあります。

というのはストンと腑に落ちた。

そもそも「ブログ」は “Web-log” なんだし,これって「ブログ」が本来の機能を取り戻してるってことだよね。 Web 2.0 な山師たちの口車に乗っかり,いかにもそこに「宝の山」があるかのように錯覚し,ネットバブルよろしく狂躁に陥った状態からようやく回復した,という感じか。

というわけで,今後もネットの背景に徹して緩〜く活動を続けていければな,と思う所存です。

どっとはらい

参考図書

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ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス
レベッカ ブラッド (著), Blood,Rebecca (原著), yomoyomo (翻訳)
毎日コミュニケーションズ 2003-12-01
単行本
483991107X (ASIN), 9784839911072 (EAN), 483991107X (ISBN)

すみません。買ってないです。だって目がチカチカするんだもん。つか絶版なのか? 表紙をかえて Kindle で出してくれれば歴史資料として買うのに(笑)

reviewed by Spiegel on 2022-07-15 (powered by PA-APIv5)