「平和記念日」のとうろう流し
明日,8月6日は広島市内に核兵器が投入された日で,広島市は「平和記念日」として休日に定めている1。
また,毎年この日は原爆ドーム側の元安川で「とうろう流し」が行われ,参加する遺族やその子孫あるいは見物客などでごった返す。
ただ,今年はそうした「密集」状態は忌避されるため,一般市民の参加が禁止になったようだ(ボランティアによる代理)。 この「自粛モード」に便乗したテレビや新聞が「オンラインとうろう流し」を紹介していた2。
といっても「オンラインとうろう流し」自体は「コロナ」便乗企画ではなく2015年から毎年行われている真っ当なイベントのようだ。 まぁ,今回は色々と大変だろうけど。 でも,たまにはこういう企画に参加してみてもいいかもしれない。 「コロナ」だからって無理やり引き篭もってると精神を病むからね。
私は松江で隠遁生活なので,本家サイトと Twitter のアイキャッチで「とうろう流し」に参加することにした。 一応,お盆が終わる8月15日くらいまではこの状態にする予定である。
面倒くさいので政治広告に関わる気はないが,年に一度くらいは「戦争と平和」について思いを馳せてみてもいいだろう。
ブックマーク
参考図書
- 戦争と平和
- (初出: 「青年界」1904(明治37)年4月)
- 丘 浅次郎
- 2017-01-09 (Release 2016-12-09)
- 青空文庫 (Public Domain)
- 57423 (図書カードNo.)
トルストイじゃないほう(笑) 日露戦争の頃に出版されたテキストです。著者の丘浅次郎さんは生物学者で,進化論や遺伝学で貢献された方だそうです。
reviewed by Spiegel on 2020-08-05 (powered by aozorahack)
- 戦争と平和 完全版
- トルストイ (著), 上妻純一郎 (編集), 米川正夫 (翻訳)
- 古典教養文庫 2018-06-29 (Release 2018-06-29)
- Kindle版
- B07F5KLM6N (ASIN)
完全版(合本のこと?)とかあるのか。さすが Kindle だな。学生時代に大学受験対策で読まされた覚えがあるのだが,記憶からほぼ脱落してる(笑)