「エコーチェンバーの中にいる可能性が高い」
Twitter で「エコーチェンバー可視化システムβ版」なるものが流行ってたので,私も試してみた。
診断結果は
エコーチェンバー度:4.57
偏りが高くエコーチェンバーの中にいる可能性が高い
エコーチェンバー率上位6.0%
エコーチェンバーランク:261位(5076人中)
とのこと。 まぁ,以下の図を見ればさもありなんという感じ。 見事に偏ってるもんなぁ。
一部全く関心領域外の文言も飛び交ってるが,その辺はご愛嬌というところか。 あと近年の関心領域の中心付近にいる Go 言語が何故かワードに挙がってない気がするが,動詞扱いで挙がらないとか?
これを見て「エコーチェンバーの中にいる可能性が高い」と言うのならその通りなのだろう。 まぁ,実際のところ Twitter の主な用途は技術系情報の収集であり,特にここ2,3年は「政治的無関心を装う」を年間目標に掲げているので,今回のコレは私の Twitter 上での活動をポジティブに評価して頂いてると好意的に解釈しておこう(笑)
エコー・チェンバー(echo chamber)とは本来は「エコー室」とか「反響室」とかいった意味。 お風呂場で「ビバノンノン♪」と唄ってるところを想像すれば大体合ってる。 そこから転じて,狭いコミュニケーション環境で特定の考え方が反復・強化されてしまう状況を指すものらしい。 こうした言い回しは(Wikipedia によると)1990年代には既に登場していたそうで,そんなに新しい概念ではないようだ。
まぁ,近年では「フィルターバブル」のほうがイメージしやすいかも知れない。 情報やコミュニケーションのタコ壺化はもはや「自己責任」ではないということだ。 私としては複数のメディアの間で似たような話題が巡回・強化される「情報ハウリング」に関心が移りつつあるが。
というわけで,今日も遠吠えの聞こえない居心地のいいお風呂場でうたを唄って過ごすことにしよう(笑)
参考文献
- フィルターバブル──インターネットが隠していること (ハヤカワ文庫NF)
- イーライ・パリサー (著), 井口耕二 (翻訳)
- 早川書房 2016-03-09
- 文庫
- 4150504598 (ASIN), 9784150504595 (EAN), 4150504598 (ISBN), 9784150504595 (ISBN)
- 評価
ネットにおいて私たちは自由ではなく,それと知らず「フィルターバブル」に捕らわれている。
- いい湯だな(ビバノン・ロック)
- ザ・ドリフターズ (メインアーティスト)
- Watanabe Music Publishing 2019-12-11 (Release 2019-12-11)
- MP3 ダウンロード
- B082TVZJHV (ASIN)
- 評価
私はこれを聞いて大きくなりました(笑)